演題募集のご案内
演題募集期間
演題募集を締め切りました。
多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
募集区分
セッション区分 | テーマ | 登録先 | 司会の言葉 |
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シンポジウム1 | 消化器癌に対する低侵襲⼿術の現状と将来展望 | 消化器病 |
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シンポジウム1 消化器癌に対する低侵襲⼿術の現状と将来展望【消化器病】 司会 吉村 文博 (福岡大学病院 消化器外科) 馬場 研二 (鹿児島大学病院 消化器外科) 消化器癌に対する低侵襲手術は、安全性と患者QOLに加え根治性の向上を目指して行われている。これまでは胃癌・大腸癌はもとより、食道癌や肝胆膵などの高難度手術に対しても、多くの施設で定型化した腹腔鏡・胸腔鏡手術が行われるようになっていた。その領域に国産を始め数社の手術支援ロボットが参入し、またロボット支援手術の適応が拡大したことで、ロボット支援手術の手術件数は軒並み増加し、正に低侵襲手術の群雄割拠の世となっている。上下部消化管および肝胆膵の各消化器癌に対する低侵襲手術(内視鏡手術・ロボット支援手術)の適応や手術方法、治療成績などの現状を示していただき、今後の課題および将来展望について議論していただきたい。 |
シンポジウム2 | 胆膵悪性腫瘍に対する集学的治療 | 消化器病 |
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シンポジウム2 胆膵悪性腫瘍に対する集学的治療【消化器病】 司会 有馬 志穂 (鹿児島大学病院 消化器内科) 大野 慎⼀郎 (琉球大学 消化器・腫瘍外科)
胆膵悪性腫瘍は未だ予後不良な疾患ではあるが、手術手技の進歩及び周術期の薬物療法により長期予後を期待できるようになってきた。また高精度化した放射線治療や、局所進行切除不能膵がん及び切除不能肝内胆管がんに保険適応となった粒子線治療など、局所治療の選択肢も広がった。2021年にはペプチド受容体核医学内用療法(PRRT)が神経内分泌腫瘍(NEN)に対して高い治療効果を示し保険適応となった。切除不能症例では免疫チェックポイント阻害剤やゲノム診療の普及による薬物療法の進歩により薬物療法の選択肢も増えつつある。内視鏡手技の進歩も著しく、胆膵疾患診療において大きな役割を果たしている。 |
シンポジウム3 | ⼩腸内視鏡の最前線 | 消化器病/内視鏡 |
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シンポジウム3 ⼩腸内視鏡の最前線【消化器病/内視鏡】 司会 田中 啓仁 (鹿児島大学病院 消化器内科) 鶴岡 ななえ (佐賀大学 消化器内科) 小腸が暗黒の臓器と呼ばれたことすらすでに思い出されないほど、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡等は普及し、小腸疾患の診断・治療技術は大きく変化した。また人工知能を応用したカプセル内視鏡における読影支援技術や、止血術におけるgel immersion法など、診断や治療に寄与する新たな方法も開発されている。しかし、他の消化管と比較すると小腸検査や治療は検者・患者共に負担が未だ大きい。また小腸疾患の頻度が少ないことなどにより画像診断基準等も発展途上である。本セッションでは、各施設の小腸疾患に対する内視鏡を用いた診断や検査・治療における新たな工夫、治療成績等について幅広く演題を募集し、今後の課題や将来展望についてグローカルな視点をもって議論したい。 |
ワークショップ1 | 肝胆膵領域における免疫疾患の現状と課題 | 消化器病 |
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ワークショップ1 肝胆膵領域における免疫性疾患の現状と課題【消化器病】 司会 田ノ上 史郎 (鹿児島大学大学院 疫学・予防医学) 遠藤 美月 (大分大学医学部 消化器内科) 免疫性肝胆膵疾患の診療では、診断・治療法の確立されたものから診断困難例、治療抵抗例、病態進展例などが依然として存在しその診療において課題はまだ多い。自己免疫性肝炎(AIH)では、周辺疾患との鑑別、重症化例や治療抵抗例の対応、原発性胆汁性胆管炎(PBC)では、黄疸肝不全進行型の予後予測マーカーや治療法、掻痒・骨粗鬆症への対応などQOL改善が重要である。原発性硬化性胆管炎(PSC)では、新規薬剤の開発だけでなく、移植後の再発予防を含めた長期予後改善へのアプローチ、さらに自己免疫性膵炎(AIP)、IgG4関連硬化性胆管炎やIgG4関連肝疾患では、診断・病態解析や再燃・予後予測バイオマーカーの同定、発癌機構の解明が不可欠である。さらに、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)治療に伴う免疫関連副作用(irAE)も重要な課題となっている。本ワークショップでは,各施設から様々な観点で多くの演題を応募いただき、今後の展望について議論したい。 |
ワークショップ2 | Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgeryの温故知新 in 九州 | 消化器病/内視鏡 |
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ワークショップ2 Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgeryの温故知新 in 九州【消化器病/内視鏡】 司会 井田 智 (熊本大学病院 消化器外科) 前田 英仁 (鹿児島大学病院 消化器内科)
胃のLaparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery(LECS)が2014年に保険収載されてから10年が経過した。その間に他の臓器においても、LECSは必要最小限の局所切除による高い根治性と低侵襲かつ安全な術式として、広がりを見せている。LECSは内科と外科の垣根を超えた、総合的な治療の代表例と言えよう。 |
ワークショップ3 | 九州から発信する肝細胞癌に対する治療戦略 | 消化器病 |
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ワークショップ3 九州から発信する肝細胞癌に対する治療戦略【消化器病】 司会 熊谷 公太郎 (鹿児島大学病院 消化器内科) 伊藤 心二 (九州大学大学院 消化器・総合外科) 本邦における肝細胞癌に対する治療法は、1949年に世界初の系統的肝切除術に始まり、エタノール注入療法、肝動脈化学塞栓療法が登場し、2000年にはラジオ波焼灼療法や定位放射線治療、肝動注化学療法が可能となった。2009年には肝細胞癌で初めての分子標的薬ソラフェニブが登場し、分子標的薬を中心とした薬物療法は近年目覚ましい進歩を遂げ、様々な癌種で主流となった免疫チェックポイント阻害剤も肝細胞癌において適応となった。このように肝細胞癌に対する治療選択肢が増え、生存率も改善している。肝癌診療ガイドラインの治療アルゴリズムでは肝予備能、腫瘍因子により治療法を選択するが、薬物療法の選択や新たに保険適用となった陽子線治療・重粒子線治療の位置付けなど未だ問題は山積している。本ワークショップでは、九州から全国、世界に発信する肝細胞癌の治療戦略について、各施設から様々な視点でご報告いただき、議論したい。 |
ワークショップ4 | 胆膵疾患の内視鏡診断と治療 | 内視鏡 |
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ワークショップ4 胆膵疾患の内視鏡診断と治療【内視鏡】 司会 石田 祐介 (福岡大学医学部 消化器内科学講座) 樋之口 真 (鹿児島大学病院 消化器内科) 近年、胆膵疾患に対する内視鏡診療は目覚ましい発展を遂げている。ERCP関連手技に関しては、様々なステントや留置法の開発が進んでおり、経口胆道鏡の性能向上による胆管癌の範囲診断や胆道鏡下結石破砕術の普及には目を見張るものがある。EUS関連手技に関しては、造影EUS検査や新たなEUS-FNB針の開発により診断精度が向上し、interventional EUSの急速な発展により、pancreatic fluid collectionへのドレナージ・膵胆管ドレナージや腫瘍局注療法など様々な疾患に適応が拡大してきている。本ワークショップでは、これらの胆膵内視鏡による診断・治療に関する各施設の取り組みや臨床成績を発表していただき、今後の九州の胆膵診療の発展に繋がる議論を行いたい。 |
パネルディスカッション | 消化管癌内視鏡治療の合併症対策 | 内視鏡 |
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パネルディスカッション 消化管癌内視鏡治療の合併症対策【内視鏡】 司会 三池 忠 (宮崎大学医学部附属病院 内科学講座消化器内科) 田渕 真惟子 (長崎大学病院 消化器内科/長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 組織細胞生物学) 近年の消化管癌に対する低侵襲治療としての消化器内視鏡治療は目覚ましく進歩した。その領域は胃・大腸・食道に留まらず、咽頭や十二指腸にも広く普及している。消化管癌に対する内視鏡治療の発展は、各臓器を温存しつつ外科手術と同等の根治性が得られるなど、恩恵は計り知れない。また日本の高齢化社会も相まって消化管癌に対する内視鏡治療の需要は増加の一途を辿るばかりである。しかし、内視鏡治療による合併症は、狭窄や誤嚥性肺炎、穿孔、出血などの予測可能な合併症のみならず、進化する高度な手技に伴う予測不可能な偶発症まで非常に多彩である。その合併症対策は、内視鏡治療を施行する上で欠かせない重要な問題である。本セッションでは、各施設における対策や工夫、トラブルシューティングを少数例からでも幅広く募集し、内視鏡治療の合併症対策について活発な討論を期待したい。 |
一般演題 | |||
研修医発表 (卒後2年迄※医学生含む) |
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専攻医発表 (卒後3年~5年迄) |
採択結果
採択の結果は、9月下旬頃(予定)に例会ホームページへ掲載いたします。
発表区分は、会長にご一任ください。
入力項目について
- 筆頭著者名、共著者名、所属機関名、連絡先電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、希望の演題分類、演題名、抄録本文などの必要項目をすべて入力してください。
- 演題名と抄録本文の合計の文字数は、消化器病学会:全角896文字(半角1792文字)以内、消化器内視鏡学会:全角1000文字(半角2000文字)以内となります。制限を超えて登録する事はできませんのでご注意ください。
- 日本消化器病学会は登録可能な最大著者数は20名(筆頭著者を含む)、所属施設数は10施設(複数選択可)まで、日本消化器内視鏡学会は登録可能な最大著者数は21名(筆頭著者を含む)、所属施設数は21施設(複数選択可)までとなります。
※日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会ともに、主題演題(シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション)に限り、登録可能な最大著者数は5名(筆頭著者を含む)となっております。
演題登録システムは6名以上登録できる仕様となっておりますが、主題演題で登録可能な最大著者数は4名(筆頭演者含み5名)までですので、6名以上登録しないようご注意ください。 - 演題登録後は、必ず登録番号とパスワードを用いて、確認画面から、登録がなされているかの確認をおこなっていただきますようお願いいたします。(ブラウザのバグまたはUMINプログラム修正に伴うバグの新規発生等により、稀に登録完了のメールが届いたのに、または登録完了の画面が表示されたのに、登録が完了していなかったことが報告されております。)
- 演題登録後も締め切り前であれば抄録等の訂正は可能です。その際には、登録番号およびパスワードが必要です。
- 登録後の自動確認メールが届かない場合は、メールアドレスの誤記など登録が正常に完了されておりませんので、必ず、自動確認メールの受信を確認してください。
演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
演題登録の注意点
暗号登録について
- オンライン登録および修正は、原則として暗号通信の使用をお願いします。
- この暗号通信の使用により、第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改ざんしたりすることを防ぐことができます。従って、当学会では原則として暗号通信の使用を推奨します。
- ただし、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダの設定に問題があるか、ブラウザが古い) もありますので、その際は平文通信をご利用ください。
- 平文通信においては、パスワード等の盗聴が可能ですから、セキュリティや個人情報の保護の点で危険です。
- 特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードの使用は絶対に避けてください。被害が演題・抄録以外にも及びます。
- 平文通信をご利用の際は、こうした危険性を十分に考慮してください。
パスワードについて
抄録を最初に登録するときに登録者本人に任意のパスワードを決めていただきます。登録番号、パスワードに関しての問い合わせには一切応じられませんので必ずメモをとるなど保管するようにしてください。演題応募時の登録番号とこのパスワードを用いることにより、登録後の変更が何回でも可能です。修正・確認は修正・確認画面より行ってください。
演題のカテゴリーについて
カテゴリー1
01.食道 | 02.胃・十二指腸 | 03.小腸 | 04.大腸 |
05.肝 | 06.胆 | 07.膵 | 08.その他 |
カテゴリー2
01.形態 | 02.機能 | 03.生化学 | 04.薬理 | 05.ウイルス |
06.病理 | 07.炎症 | 08.潰瘍 | 09.腫瘍 | 10.消化吸収 |
11.胆石 | 12.肝炎 | 13.肝硬変 | 14.門脈 | 15.疫学 |
16.成因 | 17.病態生理 | 18.診断 | 19.画像 | 20.治療 |
21.手術 | 22.予後 | 23.その他 |
研修医発表・専攻医発表
- 優秀演題は、初日(2024年11月15日(金))の情報交換会にて表彰いたします。※予定
- 表彰についての詳細はPDF「研修医・専攻医奨励賞について」をご参照ください。
COI(利益相反)状態について
演題口演発表時には、消化器病学会・消化器内視鏡学会共に、利益相反(COI)状態の開示が必要になります。
演題登録
日本消化器病学会
暗号通信
平文通信
日本消化器内視鏡学会
日本消化器内視鏡学会COI報告書の提出について※必ずご確認ください
演題登録後1ヶ月以内に演題毎の発表者・共著者分のCOI報告書をまとめて提出ください。
暗号通信
平文通信
演題登録に関するお問合せ先
第124回日本消化器病学会九州支部例会第118回日本消化器内視鏡学会九州支部例会 運営事務局
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